埼玉・熊谷を拠点にするスポーツウエアブランド「レリック(RERIC)」は、2月26日にブランド初の直営店をオープンする。場所は渋谷のラフマストア原宿店跡地で、店舗面積は約99平方メートル。商品はブランドスタート時から開発するサイクルウエアと、新ラインのランニングウエア「レリック ラン(RERIC RUN)」をそれぞれ5割の構成比で取り扱う。また、シューズはスイスの「オン(ON)」をセレクトする他、フランスの「ホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)」のランニングシューズも並ぶ予定だ。同ブランドを製造・販売するイノセントデザインワークスの服部稔デザイナー兼社長は「多くの人に興味をもってほしかったので、人気ブランドが集まるこの場所を選んだ。今後はサイクル、ランニングウエアだけではなく、技術力を生かしてテニスやアウトドアウエアも開発していく。スポーツウエアを通じてライフスタイルを提案していきたい」と話す。
2012年にサイクリングウエアのブランドとして始動した「レリック」は、"スタイリングと機能性の両立"をコンセプトに、着心地の良さと耐久性、機能性が特徴だ。紡績メーカー出身のデザイナーの経験を生かしたオリジナル素材や、「他には真似できない」と自信を持つ立体的な型紙を生かした3D設計で、プロ向けのサイクルショップを中心に卸を行っている。