ファッション

三越伊勢丹の子会社が「アナ スイ」「ケイタ マルヤマ」の新ブランドをスタート

 三越伊勢丹ホールディングスの100%子会社であるマミーナは「アナ スイ(ANNA SUI)」および「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の新ブランド「ザ スーベニアショップ アナ スイ(THE SOUVENIR SHOP_ANNA SUI)」「ザ フラワースタンド ケイタマルヤマ(THE FLOWER STAND_KEITA MARUYAMA)」を3月9日から三越伊勢丹グループの約40店舗で販売する。マミーナは「アナ スイ」「ケイタマルヤマ」などを扱い、婦人衣料および雑貨のブランドライセンス事業、製造、卸事業を行っている。新ブランドは低価格帯の雑貨を中心としたMDで、新たな顧客層の開拓を目指す。

 「ザ スーベニアショップ アナ スイ」はデザイナーのアナ・スイ自身が旅好きであることから"旅とリゾート"をコンセプトにした雑貨中心のブランドだ。過去のコレクションに使用したモチーフをヒントに、これまでのブランドとは異なるカラーや世界観で新たにデザインした。Tシャツ(4900円)やミニポーチ(1500円〜2300円)をラインアップする。「ザ フラワースタンド ケイタマルヤマ」は"日常に花を"をコンセプトに、過去の膨大なアーカイブ・コレクションから、グラフィックや刺しゅうを新たにアレンジし、日常使いやギフトにも最適な雑貨をそろえる。アートディレクションは7graphic&co.が手掛け、ファーストシーズンには、ファッションディレクター、イラストレーターのDaichi Miuraとコラボレーションし、ランチトートバッグ(2000円)、携帯電話ケース(iphone6対応 3500円)などを発表する。

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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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