八木通商傘下のセレクトショップ、エリオポールの代官山店は、3月12日にリニューアルオープンする。同店は1号店で、今年で27年目を迎える。柏木麻里子ウィメンズディヴィジョン ディレクターは「混ざり合ったさまざまなテイストを見直し、時代に合ったフレンチシックを提案しつつベーシックに回帰する」とリニューアルの目的を語った。柏木ディレクターは、ベイクルーズ出身。「スローブ イエナ」のバイヤーを経て、昨年6月に現職に就任した。店内中央には、一枚板で作られたテーブル什器2台が設置され、ショップに高級感を与えている。また、友達や家族連れで来店する顧客がゆっくり試着できるよう、以前は入り口付近にあったフィッティングルームを、107平方メートルの店舗の約6分の1を費やして店舗奥に移設した。商品も"エッセンシャル""サープラス""アクティブ"など、6つのカテゴリーに整理し、買い付け商品もブラッシュアップ。「マッキントッシュ」や「トラディショナル ウェザーウェア」のエクスクルーシブ商品もそろえる。これまでの顧客はもちろん、代官山を訪れる若い女性やママ、周辺に住むファッション好きな層に向けて、より開放的な空間で、ベーシックかつディテールにこだわった商品を提案する。今後都内に路面店出店を計画する他、全国のショップも立地を含め見直し、リニューアルする方針だ。