三崎商事が手掛ける大人の女性をターゲットにしたオリジナルブランド「エルミダ(EL MIDAS)」が2016-17年秋冬からリュクス(LUXE)ラインを導入する。これは、イタリアの「ロロ・ピア—ナ」や「アニオナ」などインポート生地を利用した高級商品。ブランドスタート45周年を迎えた昨年から推進してきたリブランディングの一環だ。宮内清登・三崎商事事業部長は、「スタイリストを起用して、新しいVMDを打ち出すなど、リブランディングでこれまでとは違うブランドイメージが広がり、売り上げは順調に推移している。リュクスラインで、百貨店の上顧客層にアプローチしたい」と話した。リュクスラインは、まずコート(中心価格30万円)でスタートし、今後アイテムを増やしていく予定だ。現在、「エルミダ」のショップは百貨店を中心に34店舗。将来的に路面店オープンも視野に入れている。