オンワード樫山は今夏、新ジュエリーブランド「エヌ・イー(N.E)」をスタートする。ミャンマー産の高品質なルビーを使用したリングやネックレス、ピアス、ブレスレットなどを提案。ルビーが誕生石である7月に百貨店を中心に期間限定店をオープンする他、今秋には常設店を構える。また、体験型のオーダーイベントやSNSと連動したeコマースなども計画。2018年度までに10億円を目指す。
ブランドのディレクターに、ジュエリーブランドの「シェルビー(SHELBY)」を手掛ける廣瀬紋を起用。デビューコレクションでは、アーティストのスプツニ子!(Sputniko!)がコンセプトをディレクションし、コラボレーションアイテムなどを企画する。
加熱ルビーを用いた"デザインライン"とダイアモンドと加熱ルビーを合わせた"ダイヤモンドライン"、天然非加熱ルビーを使った"プレシャスライン"の3つのラインを展開。ルビーを産出するミャンマーのモゴック鉱山の所有権と採堀権を持つ現地法人と提携し安定的にルビーを調達。商品の売上の一部を自然環境保護の機関に寄付する。なお、ブランド名はミャンマー語の"太陽"に由来する。
価格帯は"デザインライン"と"ダイヤモンドライン"のリングとネックレスが5万〜20万円、ピアスとブレスレットが4万〜10万円、"プレシャスライン"のリングとネックレスが40万〜70万円、ピアスが25万〜70万円など。