ファッション

“走るアパレルショップ”が誕生 メンズブランド「スーパーサンクス」が移動販売を開始

 メンズアパレルブランド「スーパーサンクス(SUPER THANKS)」は、移動式店舗"スーパーサンクス ボックス(SUPER THANKS BOX)"を4月23日から開始する。トラックの荷台部分を店舗スペースに改装し、店内に設置したミシンでブランドのアイコンである"蝶ネクタイ型ワッペン""サングラス型ワッペン"を縫い付けたシャツやTシャツを販売する。ワッペンは数種類のデザインを用意し、蝶ネクタイ型ワッペンはネック部分に、サングラス型ワッペンは胸ポケット部分にそれぞれ縫い付ける。価格はシャツが大人用(全5サイズ)8000円、子供用(全3サイズ)6000円。Tシャツが大人用(全5サイズ)4800円、子供用(全3サイズ)3800円。カスタムアイテム以外にもオリジナルプリントを施したTシャツ(2800円)、キャップ(2000円)、トートバッグ(2200円)もそろう。

 竹内秀介・社長は「2011年に『スーパーサンクス』をスタートして、ずっと店を持ちたいと思っていた。しかしブランドの規模的に、直営店を出すにはまだタイミングが早い。そこで、必要とされる場所で服を売る移動販売を思いついた。普段のコレクションは30代前半をメーンターゲットにしたメンズウエアのみだが、移動販売ではニューファミリー層をターゲットに、幅広いサイズを用意している。ブランドの知名度を上げるとともに、車で洋服を売るビジネスを確立していきたい。現在の活動範囲は首都圏のみだが、今後は日本全国にフランチャイズ展開していきたい。高速道路はまだ走れないので(笑)」と話す。4月23日から5月1日までグランツリー武蔵小杉で、5月14、15、21、22日にはセブンパーク アリオ柏で出店する。今後は会場限定のワッペンを用意し、フェスなどの野外イベントや、スポーツ会場での出店も視野に入れる。

大塚千践

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