ファッション

キャサリン妃のウェディングドレスを巡って「アレキサンダー・マックイーン」が告訴される

 ロンドンの「ザ サンデー タイムズ」が、英ブライダル・デザイナーのクリスティーン・ケンダルが著作権の侵害として「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」を告訴していると報じた。同紙によると、キャサリン妃のウェディングドレスについて、ケンダルは「『アレキサンダー・マックイーン』が自分のデザインを不正に盗み、模倣した」と述べているという。

 サラ・バートン(Sarah Burton)「アレキサンダー・マックイーン」クリエイティブ・ディレクターが手掛けたウェディングドレスはロンドンにある「アレキサンダー・マックイーン」のスタジオでハンドメードで作られ、結婚式当日まで秘密にされていた。「アレキサンダー・マックイーン」のスポークスマンは「ケンダルが初めてわれわれに連絡したのは約4年前だ。当時、彼女のデザインがキャサリン妃のウェディングドレスのインスピレーション源になった、という事実はないとはっきり伝えた。バートンは一切ケンダルのデザインやスケッチを見ておらず、ケンダルの存在も知らなかった。なぜ今になってまたケンダルが蒸し返しているのか分からないが、彼女の主張は全くもってばかばかしい」とコメント。一方、ケンダルからはコメントは得られていない。

 キャサリン妃は度々「アレキサンダー・マックイーン」の洋服を着て行事に出席している。最近ではインドを訪れた際、赤いぺプラムのスカートスーツを着用して登場した。

McQUEEN x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

デムナの「グッチ」は賛否両論? 「ジバンシィ」「トム フォード」「ドリス」も注目の2025-26年パリコレ特集 【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第8回WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表!】

3月24日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク特集をお送りします。デザイナーのシャッフル人事が続く中、今シーズンは「ジバンシィ(GIVENCHY)」がサラ・バートン(Sarah Burton)で、「トム フォード(TOM FORD)」がハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)で、そして「ドリス ヴァン ノッテン(DIRES VAN NOT…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。