サン・フレールは、ベルギー発のトータル・ファッションブランド「エッセンシャル アントワープ(ESSENTIEL ANTWERP)」の日本における独占販売権を取得した。2017年春夏シーズンから販売を始め、百貨店や専門店など約30〜40店への卸を視野に入れる。価格帯は、ジャケットが5万〜8万5000円、トップスが8000〜3万5000円、ニットが2万〜3万円、ボトムスが2万3000〜3万8000円、シューズが3万5000〜4万5000円、バッグ3万〜4万円など。ターゲットは30〜40代のファッションに敏感な女性。初年度1億円、3年後には5億円を目指す。なお、日本では11年春夏まで、伊藤忠商事が総代理店となって、エフエルエスが販売を行っていた。
「エッセンシャル アントワープ」は1999年、元モデルのインゲ・オンセアと夫でデザイナーのエスファンディエール・エグテサディが設立したブランド。現在直営店をベルギーに22店舗、フランスに3店舗、スペインに3店舗、スイスに1店舗、ドバイに2店舗、韓国に8店舗構える他、ロンドンのハーヴェイ・ニコルズやパリのプランタンなどの有力百貨店、世界のセレクトショップ800店以上で販売されている。