ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)は5月16日、チーフ・クリエイティブ・オフィサーにジョナサン・サンダース(Jonathan Saunders)を任命した。サンダースは「ダイアン フォン ファステンバーグ」ブランドのクリエイティブなディレクション全般を担う。マイケル・ヘルツ(Michael Herz)の後任だ。
ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane Von Furstenberg)=ダイアン フォン ファステンバーグ創業者兼会長は「ジョナサンの色やプリントに対する情熱、エフォートレスなデザイン、そして何より、女性を美しく感じさせることへの熱意は、ブランドを未来に導くポジションに適任だ。彼よりクールでインテリジェントなデザイナーはおらず、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして活躍するのを大変楽しみにしている」と語った。一方、サンダースは「このブランドが設立されたときのスピリットは現代にも通ずるもので、ブランドの次の一章に携われることを誇りに思う。ダイアンは女性と深くつながるユニークな才能を持っており、これからパオロ・リーヴァ(Paolo Riva)最高経営責任者とともにブランドの未来を担うことが楽しみだ」とコメントした。
サンダースは2003年にスタートした自身のブランド「ジョナサン サンダース(JONATHAN SAUNDERS)」を15年12月に個人的な理由で終了していた。また、イギリスのインテリアグッズブランド「ザ ラグ カンパニー(THE RUG COMPANY)」とコラボしたラグやクッションのデザインや、他ブランドのコンサル業務も行っていた。