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ブルネロ・クチネリが「東北未来創造プロジェクト」で来日講演 イタリアの地域創生から東北の未来を探る

 「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のブルネロ・クチネリ会長兼最高経営責任者(CEO)は8月30日、宮城県仙台市の電力ホールで行われる東北連合会主催の「東北発!未来創造プロジェクト」で基調講演を開催する。同プロジェクトは、地域の発展を目的とした東北経済連合会の50周年記念事業で、2015年11月からブルネロ会長兼CEOが主宰する「ブルネロ&フェデリカ・クチネリ財団」の協力の元、推進している。これまでに2つのプロジェクトが行われており、昨年11月には、同財団がイタリアで運営する職人学校に東北の若者11人を研修派遣として招き、伝統的な職人技術、職人としての品性、哲学などを教授。3月には、同研修生による報告会を仙台市内で開催した。最終となる今回は、「−未来創生シンポジウム in 仙台−『Pride&Happiness〜イタリアの地方創生から探る東北の未来』」と題し、ブルネロ会長兼CEOが創業38年にわたる地域復興の歩みやメード・イン・イタリーへのこだわりなどを伝える。

 「ブルネロ クチネリ」は1973年、イタリアで創業。「スポーツシック・ラグジュアリー」をコンセプトにメンズとウィメンズのトータルコレクションを発表する。ペルージャ近郊の小村、ソロメオ村に本社を構える。2013年秋に地元の職人技術を次世代へ継承することを目的とした「ソロメオ学校」を開校した。

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