紳士服チェーンの最大手、青山商事は6月23日、銀座にカスタムオーダー専門店として3号店目となる「ユニバーサル ランゲージ メジャーズ(UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S)」をオープンする(中央区銀座8-5-4)。出店するのはラグジュアリーブランドのショップが集う並木通りエリア。子会社のアスコンと共同開発した「バーチャルフィッティングアバターシステム」を活用したショップで、来店客の顔をiPadで3D撮影し、数種類ある体形から最も近い胴体部分を選ぶとバーチャル上でスーツの色柄やデザインを無数に試着できる。生地は「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」や「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」の4シーズン生地をはじめ、イタリアやイギリス、日本のトップ記事メーカーのほぼ全てを用意する。スーツとドレスシャツを合わせると1000種類以上の組み合わせとなる。価格のボリュームゾーンは4万円から8万円。
青山商事は、今年2月にこのシステムを発表後、同月に渋谷区神南に1号店をオープンした。現在カスタムサービスは、東京3店舗、大阪1店舗で実施している。
なお、オープン特別企画として、全店で7月10日までオーダースーツを1万円オフ、オーダージャケットを5000円オフで注文できる。