メンズでも台頭する「ポップでキャッチーなカワイイ」ムードの先導役を果たすブランドの一つ、「カルヴェン」がメンズでは初となるパリでのフロアショーを開催した。
今シーズンのテーマは、「北アルプスを登るように、高層ビルで働く男性」。だからこそ基本は、ボトムスは7分丈ではあるものの、フォーマルなセットアップ。ただそこに、ボリュームいっぱいのダウンコートやラペルの上部をフリースで作ったコクーンシルエットのチェスターコートなど、アウトドアの要素を盛り込み、肩肘張らないスタイルに仕上げている。台頭するコクーンシルエットは、「カワイイ」カルチャーの先頭に立つ「カルヴェン」の得意技。そこに、12-13年秋冬は停滞したが、来年は再び盛り上がりそうなアウトドアの要素が加わり、今シーズンもヒット間違いなしの予感がプンプンする。