ファッション

【パリ・メンズ速報】「ジバンシィ」、ゴスなアメフトでタッチダウン!

 正直、最近はマンネリ気味で、Tシャツやスウェットに描かれるモチーフばかりに注目が集まりがちだった「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」。今シーズンは、久しぶりにバリエーションに富み、しかも、それがリカルド・ティッシが長年提案し続けてきたゴスでマッチョな男性像に準じている完成度の高いコレクションを発表した

 今シーズンのテーマは、アメリカンフットボール。そこで、アメフトのアスリートが防具を身につけているような、大きな上半身とボディコンシャスな下半身を基本的なシルエットに設定した。大きな上半身は、たとえば超ショート丈のダウンブルゾンなどで表現。クチュール級の逸品になると、ボリュームあるトップスは、さまざまなムース素材をパズルのように組み合わせたブルゾンに変身。しかも、素材と素材を編みこみで仕上げている。まるで、アメフトのボールのようだ。

 一方のコンパクトな下半身は、たとえば編みこみのレザーパンツなどで表現した。もちろん、この編みこみもまた、アメフトのボールに通じるディテールだろうが、これは、ゴシックテイストを信条とするリカルド・ティッシにとって、決して珍しい種類のパンツではない。

【コレクションの全ルックはこちら

【メンズ・コレクション速報一覧はこちら

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。