三陽商会は、「エポカ」のセカンドライン「ビアンカ・エポカ」の販売を同社の直営店「エポカ ザ ショップ」8店舗で3月上旬より開始する。2013-14年秋冬シーズンからは都市型商業施設、ファッションビルを中心に単独店を開設し、30歳女性をコアターゲットにした商品を提案。今春は「エポカ ザ ショップ」に差し込む形で売上状況を検証し、「今秋の本格展開で、次世代の顧客を開拓する」(三陽商会の内海嗣雄エポカディヴィジョン長)。ファーストラインと比較し、平均で4割程度価格を抑えたもので、キーアイテムのシャツは9000〜2万3000円という価格帯に設定した。
そのほかでは、ジャケット1万9000〜3万3000円、ニット8000〜2万8000円など。シンプルなブロードシャツやハイゲージニットを始め、上質な麻を混紡したストレッチジャケットといった羽織りアイテムも充実している。ベースカラーは白とネイビー。全体における服飾雑貨の構成比は20%に設定した。