2013年春夏に4年ぶりにパリコレへ復帰した「ヴェロニク ブランキーノ」。"モダン ボヘミアン"をキーワードに、インドのサリーや日本の着物、アメリカのウエスタンシャツなど、様々な国のアイテムのディテールをミックスしたスタイルを作り上げた。キャメルのサファリジャケットにウールのクロップドスカートを合わせたり、同色で光沢の異なるサテンのスラックスにオフショルダーのショートジャケットを合わせたり。素材や色のニュアンスを楽しむシンプルなスタイリングに、鮮やかなイエローやグリーンの差し色、アフリカンな木製バングルの重ね付けで、スタイリングにメリハリを効かせた。歩くと羽のように揺れるオーガンジーを長く垂らしたチューブトップスや着物の帯をデフォルメしたようなバックスタイルのドレスなど、背中にポイントを置いたアイテムも。ロング&リーンなシルエットを提案した。
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「色々な国のシルエットをミックスして、都会的で新しいスーツスタイルをイメージした。一度コレクションを休んだことで、クリエイションもよりパワフルでクリーンになった」とデザイナーのヴェロニク。後半には、ロングのウールコートにショート丈のファージャケットを羽織ったように見えるアイテムや、ツイードのスーツにテンガロンハットを合わせたスタイリングなども提案。洋服を自由にミックスして楽しむファッション・ボヘミアンな女性を描いた。
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