エイ・ネットは3月1日、ウィメンズブランド「MERREM(メレム)」の路面店を丸の内仲通り沿いにオープンした。店舗面積は45坪で、初年度は1億円(小売りベース)の売り上げを見込む。20代後半〜30代前半をコアターゲットに、駅ビル・ファッションビル向けのブランドとして開発。キャリア層を意識した日常着を揃え、フェミニンなプリントワンピースやシフォン素材のブラウスなどを並べている。同社が販売するクリエーター系のブランドとは異なり、等身大の単品アイテムを中心に据えた。
平均価格はワンピース1万6000円、ジャケット2万3000円など、手の届きやすいプライスゾーンに設定している。同ブランドは、2013年春夏シーズンから販売をスタートし、3年後には20億円規模に拡大。新たな流通経路や価格の訴求など、戦略ブランドという位置づけで提案していく。