ファッション

【パリ速報】働く女性の「ステラ マッカートニー」が仲間に贈る、最大級に女性らしいメンズフォーマル

 「メンズとウィメンズのクロスオーバー」が大きなテーマとなっているパリ。「ステラ マッカートニー」は、メンズの素材で作るテーラードを女性らしいシルエットにアレンジすることで、このテーマを体現する中心的存在となった。

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 キーマテリアルは、フランネルで作るピンストライプ。序盤はアイテムこそ違えど、ほとんどがこの素材から生まれた洋服で、ビッグシルエットのチェスターコートはもちろん、首から被るだけでストレス知らずのサックドレスや、オフショルダーでセクシーを表現するドレスまでもがピンストライプ由来。ドロップショルダーのニットや、フィット&フレアのスカート、そしてフリュイド(風になびく)なブラウス、巨大なダウンまでもがピンストライプだ。

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 そして中盤は、タータンチェックをニードルパンチで描くシリーズから、ハイブリッドのパートへ。「ステラ」らしいノンシャラン(気取らない)なニットやジャージーのドレスは、途中でレースに切り替わり、そして裾にはペプラムを加えることでベーシックウエアにデザイナーズブランドらしい個性を与えていく。フィナーレは、織りで表現した花柄のドレス。ただ、これもベースとなる素材はスーツ地で、胸の中央にはピークドラペルが走っている。

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 アクセサリーは、フェルトの野球帽や、かなり厚底のスリッポンシューズ、それにマーブルや木目模様のブロックを底面においたクラッチバッグなど。働くママさんデザイナーらしく、職場での日常着に最大級のフェミニニティを加えたコレクションだ。

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