今年15 周年を迎える「サカイ」は、クリエイションのルーツを紐解く展示「sacai "THE"showcase」を3 月13日から19日まで、伊勢丹新宿店1階のザ・ステージで行なう。ブランドコンセプトである"日常の上に成り立つデザイン"とは何か、また「サカイ」の考える意味のあるデザインとは何か?といったデザイナーの阿部千登勢の頭の中を覗くショーケースになる。「サカイ」のクリエイションの特徴である普遍的でクラシックなアイテムをベースに新しいスタンダードを生み出す考え方、異素材の組み合わせや立体的なシルエットがなぜ生まれるのかなど、そのルーツに迫るものになる。空間は、国内外から注目を集める作家・金氏徹平とともに手掛け、彼の作品の技法であるコラージュで表現される。
?
また、期間中には、カットソーワンピースやカーディガンなど限定アイテムも販売する。金氏徹平の作風や考え方を取り入れ、ブローチやビジューなどの既存のアイテムやディテールを平面や立体を組み合わせてデザインした。ネックレスが重なったようなビジューやブローチなどカラフルなプリントをベースに、その上にビジューをあしらうなど、平面と立体をコラージュしたデザインが特徴だ。