「セシルマクビー」などのガールズ系ブランドを擁するジャパンイマジネーションが、OL向けブランド「ビー ラディエンス」と杉野服飾大学の生徒が協働した2013-14年秋冬向けのサンプルコートを発表した。企画から制作まで同社のアイデアを加えながら、同校のファッションビジネス・マネジメントコースに所属する3年生がすべて考案した。ジャパンイマジネーションにとって、学校との共同制作は初の試みだ。
生徒は6つのブランドに分かれ、ショー形式で発表した。丈が波状になったファーフード付きコートやAラインのオーバーサイズコート、上品な格子柄のフレアコートなどを披露。さらにコートに合わせたトップスやボトムスなども作り、コーディネイトで提案した。音楽にのせて、ジャケットやアクセサリーを別のコーディネイトと組み合わせたるなど、会場を楽しませた。これから秋冬シーズンに向け、商品化するデザインを選定していくという。
ジャパンイマジネーションの小嶋裕之・社長は、「限られた費用と時間の中で、完成度の高いものに仕上げてくれた。ファッションとは“情熱”。熱心に作った商品が売れると感動が生まれる。学生のみなさんには是非その感動を感じられるようになってほしい」と評価した。