山本耀司は25日にドイツ・ベルリンで、これまでの作品から選んだ、各時代を代表する40体をファッションショーで発表した。ドイツでの作品発表は初となる。アートイベント「ギャラリー・ウィークエンド」に合わせたもので、アウディがスポンサーを務めた。また、山本耀司に関するドキュメンタリーフィルムの公開や、「ヨウジヤマモト」の照明デザイナーとして今回のショー会場デザインも手掛けた二瓶マサオによるインスタレーションなどもベルリン市内で行なわれた。
「ベルリンはグローバルなアートとファッションの世界において極めて大きな役割を果たしている。また、インスピレーションと勢いある社会的議論の場所でありメタファーでもある。映画監督ヴィム・ヴェンダースとの友情など、僕とベルリンとを結びつけるものがたくさんあるから、ついに自分が手がけた服と一緒にベルリンに行くことを、大変嬉しく思う」と山本耀司は語っている。