ファッション

【パリコレ】「ヴィヴィアン・ウエストウッドゴールドレーベル」クイーン&パンクだけじゃない

 「WWD ジャパン」の特集「平成生まれのファッション白書では、25歳以下の若者が好きなブランドNO1に輝いた「ヴィヴィアン・ウエストウッド」。アンケート結果からは、日本の若者が持つ「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のイメージが、マンガ「NANA」に見られるように、パンクでロックのイメージが強いことがうかがえた。しかし今、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が見せているのは、パンクやクイーンのイメージだけじゃない。今シーズンも、ヴィクトリアン、ワーク、マスキュリン、エスニックなど様々な要素をミックスして独特のボリューム感あるエレガンスにまとめあげた。

 バッスルを一度入れて抜いたかのようなボリュームをヒップに持たせたサテンのドレスや、あえてブカブカのブラジャーを重ねた服など、女性の体の凹凸を少しシニカルに挑発的にデザインに落とし込んだり、あえて粗野な洗いざらしコットンでアシンメトリーのドレスを仕立てたり、これでもかという位ビジューをふんだんに飾ったカジュアルなカットソーなど。パンクスピリットは要所要所に入っているがこれ見よがしではなく、仕上がりはエレガントだ。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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