ファッション

【ミラノ速報】インドに思いを馳せた「ヴィヴィアン・ウェストウッド マン」、太陽の光を浴びたオリエンタルスタイル

 「ヴィヴィアン・ウェストウッド マン」の2014年春夏は、エレガントな男の装いにインドから着想を得たエスニックのムードを加えた。ピークドラペルのジャケットには、タックをたっぷりとったサルエルパンツをハイウエストで合わせる。あくまでもテーラードをベースにして、アクが強すぎないスタイリングに終始。アラベスクをレースで表現したトップスやシルクのシャツなど、フェミニンな素材感やリラックスしたシルエットで柔らかな男性像を描いた。

 

 得意とするモチーフ使いにもインドのイメージを存分に盛り込み、ヒンドゥー教の神やペイズリー、ジャングルの虎、ガンジス川といったインドにまつわる柄を、プリントやジャカードで大胆にのせている。伝統のバティック柄をアレンジしたジオメトリック模様は、よく見るとブランドロゴのオーブが盛り込まれたユニークなもの。スーツ地にジャカードでちりばめ、モダンな印象に仕上げた。ソラーロ(玉虫色)の光沢をのせたサックスのリネンスーツやレンガ色のシルクパンツ、橙と赤をちりばめたアラベスク模様のガウンコートなど、太陽の輝きを感じさせるカラーパレットも、エスニックなムードを一層ロマンティックに引き立てた。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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