コーチ・インクはスチュアート・ヴィヴァースをクリエイティブ・ディレクターに指名した。ヴィヴァースは「ボッテガ・ヴェネタ」「ジバンシィ」などを経て「マルベリー」や「ロエべ」のクリエイティブ・ディレクターを務めた。彼は、リード・クラッコフ=プレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターの後を引き継ぎ、「コーチ」における、すべてのクリエイティブ面の指揮をとる。クラッコフは2014年6月に辞任予定だが、自身のブランドに専念するため早期辞任も想定されるため、ヴィヴァースの就任がいつになるかは未定。
クラッコフの後任には、マーク・ジェイコブスやフィリップ・リムなどが候補に挙がっていたが、コーチ・インクは「コーチ」に専念できる人物としてヴィヴァースを選んだようだ。
コーチ・インクの12年7月31日終了の12年度通期決算の売上高は前年比115%の47億6000万ドル(約4617億2000万円)、純利益は同118%10億4000万ドル(約1008億8000万円)だった。
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