米アマゾン(AMAZON)は3月8日、ウエアやビューティアイテムを宣伝する番組「スタイル コード ライブ(Style Code Live)」の放映を公式ウェブサイト上で開始した。アリアナ・グランデ(Ariana Grande)の兄、フランキー・グランデ(Frankie Grande)、「ABCニュース(ABC NEWS)」の特派員、レイチェル・スミス(Rachel Smith)、オーストラリアのテレビキャスター、リンジー・ロドリゲス(Lindsay Rodrigues)の3人が司会を務める。毎日女優やインフルエンサーをゲストに迎え、彼らがおすすめするアイテムを紹介する。また、視聴者とのライブチャットも行う。初回は「タマラ セイレム(TAMARA SALEM)」の1枚で24通りのデザインが楽しめる "モルフ シャツ"や「ヴィンス カムート(VINCE CAMUTO)」のバッグ、「エッシー(ESSIE)」のマニキュアなどが取り上げられた。また、ゲストには人気ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black)」のローラ・ペプロン(Laura Pepron)やユーチューバーのディーピカ・ムティアラ(Deepica Mutyala)、第2回は歌手のメーガン・トレーナー(Meghan Trainor)が登場した。
同社は近年ファッション事業に力を入れており、他にもインド・ファッション・ウイークへの協賛や、米「GQ」にへの広告出稿、欧アマゾンのイメージキャラクターに人気イタリア人ファッションブロガーのキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)を起用している。コンデナスト エンターテインメント(CONDE NAST ENTERTAINMENT)からファッションドラマ「ザ ファッション ファンド(The Fashion Fund)」を買い取り、アマゾン プライム・ビデオで配信しており、ドラマ内に登場する洋服はアマゾンから買える仕組みになっている。また、アナリストによるとプライベートブランドもスタートしている。