「ディアンドデパートメントプロジェクト(D&DEPARTMENT PROJECT)」は3月20日から4月30日まで、衣類を染め直す企画「REWEAR」の参加者を募集する。同企画は「ディアンドデパートメント」が提唱する"ロングライフデザイン"の考えを体現する施策の一つで、2014年11月にスタートした。「REWEAR」では普段、古布回収と繊維リサイクルを行う企業から定番の形の服を買い取り、染工場で染め直しを行っているが、今回は一般客からの衣類の持ち込みを受け付ける。染め直しの色は定番のブラック、ネイビーに加え、2015年の流行色から選んだ鮮やかなブルー"新橋ブルー"の3色で、染みのあとや、色あせによって着られなくなった服を再び定番のアイテムとして蘇らせることができるという。受付店舗はD&DEPARTMENT TOKYO、D&DEPARTMENT OSAKA、D&DEPARTMENT FUKUOKAの3店舗で、染めの料金はシャツが3500円、スカート・パンツが3500円、コートが5000円など。引き渡し日は6月上旬を予定している。
「ディアンドデパートメントプロジェクト」は、デザイナーのナガオカケンメイが2000年に設立したプロジェクト。「ロングライフデザイン」をテーマに、雑貨などを扱う「ディアンドデパートメント」を国内外11店舗運営するほか、それぞれの都道府県にフォーカスしたトラベル誌「ディ デザイントラベル」を年3回発行している。