ロエンは2013-14年秋冬から、「ロエン」のセカンドライン「ラット ロエン」を立ち上げる。マルイやパルコなどのショッピングセンター(SC)や地方郊外型モールに向けた、メンズとウィメンズのカジュアルウエアが中心。9月に直営店を本格始動する。カットソーが5000円から、アウターが2万円台からと、「ロエン」よりも価格を低く設定し、10代後半から30代の新規顧客の獲得を目指す。メインラインでアイコンとなっているスカルモチーフは控え、トレンドを意識したアイテムを多く揃えるのも特徴だ。ウエアのほか、帽子やアクセサリーなどの雑貨も揃える。佐々野康平プレスは「『ロエン』とは差別化し、デザイナーを別に起用。ウィメンズにも力を入れている。今後は『ラット ロエン』を主軸に、『ロエン』は型数を絞りハイブランドとして位置付けていきたい」。初年度は5店舗の出店を目指す。