米国西海岸発のセレクトショップ「フレッド シーガル」の日本2号店が3月4日、横浜みなとみらい新港地区の「マリン&ウォーク ヨコハマ」にオープンする。昨年開業した代官山1号店の約2倍となる売り場面積1640平方メートル(約500坪)。「"レイド・バック・ラグジュアリー イン スポーティブ ライフ"をコンセプトに、抜け感のある自由で質の高いアクティブライフスタイルを提案していきたい」と重松健MFSJ社長。
来日したペリー・ウルフマン共同最高経営責任者(CO-CEO)は、「セレブリティーや地元の方々まで幅広い顧客を持つ中で、『フレッド シーガル』が持つファッション、カルチャー、アートなどさまざまな要素の中から、立地に合ったものを"キュレーション"して提供する。カジュアルラグジュアリーの考え方として、高いモノが必要なのではなく、質が高く、センスの良いものを提供していく。日本はわれわれの国際戦略の1号店として進出した重要マーケット。ブランドとしての知名度はあるが、われわれの本質を理解してもらう段階に入っている。アプリなどを通じて、消費者の理解を育成したい」と語った。
日本事業は、米本国としっかりとカウンターパートを組みながら、着実に成長させていくが、「われわれにとっても、日本にとっても、お客さまにとってもグッドニュースがある」として、2017年2月1日に、大型フラッグシップストアをロサンゼルスのプラヤビスタ(Playa Vista)にオープンすることを明かした。売り場面積2970平方メートル(約900坪)に、アパレルや生活雑貨、ビューティ、レストランなど、新しいサプライズを入れながら、ロサンゼルスの自由で上質なスタイルを表す"レイド バック ラグジュアリー(Laid-Back Luxury)"を表現していく。
「プラヤビスタは、通称『シリコンビーチ』と言われ、近年、フェイスブックやヤフー、グーグル、ユーチューブなどの企業が続々とオフィスや研究所を構えている新興地域だ。イノベーションやテクノロジー、カルチャーなど、ニュージェネレーション層の新たな中心地として注目されている」とペリーCO-CEO。LAX(ロサンゼルス空港)からも車で10分ほどで、ベニスビーチとマンハッタンビーチの間に位置。新たな拠点から新しいクリエイティブとのコラボレーションなども行い、日本にも好影響をもたらしたいという。
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