バロックジャパンリミテッドはショッピングセンター(SC)で主に展開するロデオクラウンズ ワイドボウル(以下、ワイドボウル)から新ブランド「RCWB(アールシーダブリュービー)」をスタートする。ワイドボウルは「ロデオクラウンズ」の派生業態として、同ブランドのウィメンズに加え、ワイドボウル専用のメンズとキッズを販売していた。今後は「ロデオクラウンズ」と差別化を図るため、「RCWB」にメンズとキッズを移し、オリジナルのウィメンズも発表する。まずは1月25日からワイドボウルの既存16店舗での取り扱いを始め、単独店としての業態転換をしていく予定だ。また、3月末に関西エリアでの新規出店を予定している。
「RCWB」はSCを訪れる30代のファミリー層に向け、ポップな色使いのプリントやカジュアルな素材を多用。また、シンプルな色使いとブランドロゴを採用したベーシックライン「B-LINE」を加え、全体的にさらに手頃な価格帯に設定する。コートはウィメンズが6800〜3万9800円、メンズが7800〜1万8800円、キッズが5500〜8800円、シャツはウィメンズが3800〜7800円、メンズは4800〜7800円、キッズが2500〜4500円、パンツはウィメンズが3800〜1万6800円、メンズが4800〜9500円、キッズが2500〜5300円、デニムはウィメンズが4800〜3万2800円、メンズが5800〜3万2800円、キッズが3500〜6800円。
同社は、「『RCWB』と『ロデオクラウンズ』のコンセプトは同じだが、より確立した世界観でターゲットを明確にするために差別化した。また、SC向けSPA業態『アズール バイ マウジー』のノウハウを生かし、幅広い層のニーズに合った価格帯で商品開発していく」と話す。