ウィゴーは2016-17年秋冬、お笑いコンビTKOの木下隆行をディレクターに迎えたブランド「ブッカ44(BUCCA44)」をスタートし、8月からウィゴーの公式オンラインストアで販売する。「体が大きい方でも、身体のラインや体型を気にせずスタイリッシュに着こなせる」をテーマに掲げ、トップスはM〜XXXLの5サイズ、デニムは30〜46インチまで9サイズをそろえるブランドだ。
ブランド立ち上げに至った経緯について木下は、「中澤征史ウィゴー社長と長年交流があった。話は2〜3年前からいただいていて、実際にコレクション制作をスタートしたのは今年に入ってから。ブランド名の『ブッカ44』は、"ブッカブカ""ぶっかりとした"という意味と、僕の現在の年齢かつ、自分にとってのラッキーナンバー"44"を組み合わせたもの」と説明。コレクションについて聞くと、「イチ押しは『ドゥニーム』とコラボしたデニム。ストレートとサルエル風の2型を作った。普段からデニムにはこだわりがあるが、とても気に入っている」と語った。
ウィゴーはこれまでにも若槻千夏による「WC」、渡辺直美によるプラスサイズブランド「プニュズ(PUNYUS)」など、芸能人をディレクターに据えたブランドを運営してきた。「ブッカ44」のターゲットは木下と同年代の30〜40代の男性で、商品の価格帯はTシャツが2990円〜、スエットが5990円〜、パンツが9900円〜と、従来に比べて高めに設定している。なお、「ドゥニーム」は現在ウィゴーの傘下に入っている。