ユニクロは今年、音楽プロデューサー兼ミュージシャンのファレル・ウィリアムスをTシャツブランド「UT」のメインキャラクターに起用し、4月に公開予定のテレビCMでファレルのニューアルバム「ガール(GIRL)」を使用する。またコラボレーションライン「アイ・アム・アザー(i am OTHER)」を4月中旬から日本を含む14の国と地域で順次販売。メンズには14色、ウィメンズを14色柄、キャップを7色ラインアップする。メインポスターでファレルが着用する「シンク・アザー」Tシャツを、3月10日からオンラインストアで500枚限定先行発売する。テレビCMやファレルの独占インタビュー動画、コラボレーションラインを4月1日に、ユニクロウェブサイトで発表する予定。
2003年にスタートした同ブランドは、個性を自由に表現するツールとして、アート、音楽、映画、漫画、アニメなどのポップカルチャーをTシャツにプリントし、毎年1000色柄を揃えた。14年春夏シーズンに、NIGOを初のクリエイティブディレクターに起用し、「UT」のタグラインを「ザ・ニュー・モデル T(THE NEW MODEL T)」に改め、ブランドの刷新を図る。今年の春夏コレクションは約35のコンテンツ、1200色柄以上のTシャツを販売する。