ファッション

「ユニクロ」のアプリ「UTme!」で誰でもグラフィックTシャツを売れる新サービス開始 1枚300円のデザイン料収入に

 「ユニクロ」は"誰でも簡単にオリジナルTシャツがつくれる"とうたうスマートフォンアプリ「ユーティーミー(UTme!)」に、今日4月28日から、デザインしたTシャツをアプリ上で販売する新サービス「UTme!マーケット」をスタートした。「UTme!」でデザインを作成したものを"出品"すると、ユーザーは使用ボディーに300円を加えた金額を支払うと購入できるもので、"出品者"にはデザイン料として300円が支払われる。出品時には、著作権違反や公序良俗などに反していないかを「ユニクロ」側が検閲するため、2週間程度の審査期間を経て、可否がわかることになる。

 「UTme!」は2014年5月にローンチしたアプリ。企画・デザイン・アプリ開発を行ったのは、ウェブやインターフェース・デザイナーの中村勇吾で、今回のバージョンアップについて「選べるTシャツのボディーやカラー、各種エフェクトやスタンプのバリエーションなどを拡充。さらに、劇的に簡単に短時間に直感的にプロフェッショナルなクオリティーの高いデザインができるようにした」と胸を張る。特にエフェクトの注目は、「ユニクロ」が提携するMoMA(ニューヨーク近代美術館)が監修した「アーリーモダン」で、ブラシスタイルやラインスタイル、点画スタイルなどにより、印象派風なイメージに仕上げることができる。

 ローンチ初日には、よしもと芸人の陣内智則と、ヘタウマな画風で話題を集める俳優の田辺誠一のイラストによる犬の"もっちー"が来場。スペシャルコンテンツや、陣内が15秒で描いた犬や45秒で描いたカッパをアート風にデザインしたTシャツなども披露した。

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