「WWDマガジン 2013 SPRING」の発刊を記念したファッショニスタ感謝祭と「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」(MBFWT)の前夜祭を兼ねた合同パーティが3月15日、メルセデス・ベンツ コネクションで開催された。“日本のファッションを盛り上げていきたい”という両者の思いが重なり、今回のパーティが実現。のべ500名以上のファッショニスタが来場し、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回のパーティの目玉は、なんと言ってもジェレミー・スコットがデザインした「smart(スマート)」のオリジナルコンセプトカー「smart forjeremy」の展示。この車は、ニューヨーク、ベルリンでの展示に続き、現在開催中のMBFWTのメイン会場である渋谷ヒカリエ9階に23日まで展示されている。この展示に合わせ、ジェレミー本人も来日。当日はパーティにも参加し、来場ゲストとの交流を楽しんだ。
コラボレーションについて、ジェレミーは「すべての過程がエキサイティングで、とても楽しかった」と話す。今回初めて車をデザインすることになったことについては、「どんなものを作りたいかは、すぐに頭に浮かんだよ。でも、服をデザインすることとはまったく違うから、頭の中にあるアイデアをどうしたら実現できるか不安だった。ただ、実際に3Dスケッチや1/4サイズのクレイモデルができて、うまくいく確信が持てたよ」とし、コレクション制作よりも長い8か月に及ぶ制作期間を振り返った。現時点では日本での販売は未定だが、今年、このコンセプトカーを元に生産した量産モデルが販売される予定だ。
また、MBFWTの公式メイクアップスポンサーである「メイベリン ニューヨーク」が特設ブースを設置。プロのメイクアップやネイルサービスを提供した。パーティ前のメイク直しやパーティスタイルへのアップグレードに、来場した多くの女性ゲストでにぎわった。