NYブランド「スリーワン フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」が今年、ブランド設立10周年を迎える。これを記念し、1年間でさまざまなプロジェクトを企画する。その第1弾は、ブランド初となるシューズの広告ムービーを制作した。ムービーは、オランダ出身のビデオアーティストデュオ、ラーナート&サンダーとコラボし、"PEEP SHOW(のぞきからくり)"にヒントを得た"PEEP SHOE"と題した。「誰もが持つ知らない世界を覗いてみたい」という心理を刺激する4種類のムービーは、フットモデルの実体験をドキュメンタリーで、フェティッシュな角度から足を撮影。ラーナート&サンダーの特徴であるカラフルなデザインとユニークなアイデアを盛り込まれている。青山店と伊勢丹新宿店のシューズ売り場を含む、世界の限定ショップでは3月4日から、"PEEP SHOE"の特別ブースを設け、インスタレーションを行う。
また、「スリーワン フィリップ リム」の2015年春夏広告ビジュアルも発表した。テーマは「ロマンシング・リアリティー(Romancing Reality)」。現実の世界にあるロマンスや夢の狭間を表現した。今回は、ヘアスタイリストやメイクアップアーティスト、プロダクションチームを起用せず、アート・フォトグラファーのヴィヴィアン・サッセンとともに、アート作品を思わせるビジュアルになった。