ファッション

「デレク ラム 10クロスビー」に改称、15年プレ・スプリングからバッグを強化

 「デレク ラム(DEREK LAM)」のディフュージョンライン「10クロスビー・デレク ラム(10 CROSBY DEREK LAM)」は2015年プレ・スプリングから、ブランド名を「デレク ラム 10クロスビー(DEREK LAM 10 CROSBY)に改称する。さらにバッグを拡充させ、コレクションとして本格的に展開する。

 バックは、使いやすさにこだわったハーフムーン型のファスナーやニッケル素材の金具を特徴とする。モデル名には、「サリバン」や「ラファイエット」「マーサー」「ケンメア」というNYソーホーにあるストリートの名前をつけた。あえて見せるシームを施したストラップ付きショルダー「サリバン・ジッピー・トート」や体にフィットしやすく片側を平らにした「ラファイエット・ジッピー・サッチェル」、ハーフムーン型の「マーサー・バック・パック」、カラーブロックで配した「ケンメア・ジッピー・クラッチ」などが並ぶ。いずれもブラックとホワイト、ターメリックイエロー、ネイビー、ケリーグリーンの配色を使ったカーフレザーを採用する。価格帯は、5万2000〜10万7000円。国内の百貨店やセレクトショップで販売する予定だ。

 また、「デレク ラム 10クロスビー」は10月にブランド初のオンリーショップをNYソーホーにオープンする。住所は、115 マーサー・ストリート。店舗面積は約204平方メートル。

 デレク ラム・インターナショナルは「デレク ラム」が設立10周年になる今年1月、NYを拠点とするサンドブリッジ・キャピタルが半数未満の株式取得ながらも、大株主になったことを発表した。買収額は非公開としている。サンドブリッジ・キャピタルは、コンシューマーおよびリテーラーに特化した未公開株式投資ファンド会社。同社のシニア・アドバイザーには、トミー・ヒルフィガーやグッチ・グループ前最高経営責任者のドメニコ・デ・ソーレが就いており、デ・ソーレは04年から、ラムのメンターを務めている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

サステナビリティ特集 サステナブルなアパレル製品の作り方

「WWDJAPAN」9月9日号の特集は、「How to be a Sustainable Apparel」。本特集では、サステナブルなアパレル製品の作り方について考えます。サステナブルなアパレルといってもそのアプローチ方法はさまざま。有力アパレルメーカーが定番品をよりサステナブルに作り替えた製品や新たにブランドを立ち上げた事例、社会課題解決に向けてゼロから方法を模索して作った製品など課題に対してよ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。