トリニティアーツは10月30日、「ニコアンド(niko and)」のグローバル旗艦店「ニコアンド トウキョウ」をオープンする。原宿・明治通りの「コレクトポイント」跡地で2層構成、売り場面積は過去最大の963平方メートル。ショップのコンセプトは「雑誌のように編集し、特集と連載を持つお店」。入り口付近に45?60日ごとに「特集」として刷新する「エディトリアルスペース」を設け、その他のスペースは「パーマネントスペース」として「連載」の役割を果たす。
1階には「エディトリアルスペース」をはじめ、セレクトを中心としたウィメンズウエア、家具、生活雑貨、コーヒースタンド「ニコアンドコーヒー」、リーディングスタイルが選書した書籍をそろえる。「エディトリアルスペース」の初回の「特集」テーマは「45日のポートランド」。全米で住みたい町として人気の高い米オレゴン州のポートランドにフォーカスし、オレゴン州発のブランド「ペンドルトン(PENDLETON)」や「キーン(KEEN)」のアイテムや、ポートランドのキャンドルブランド「ラッド コテージ(LADD COTTAGE)」の無添加蜜蝋キャンドルなどのライフスタイルグッズをそろえる。「エディトリアルスペース」は今後、季節や工芸、食などあらゆる角度からテーマを設定し、話題を創出していくという。
2階には、日本初上陸となるポートランドのレストラン「ナヴァー(NANARRE)」のほか、セレクトとオリジナルのメンズ・ウィメンズウエア、服飾雑貨、家具、植物をそろえる。セレクトのウエアは20代後半?40代のファッションが好きな大人をターゲットに、「上質なもの」をそろえた。ブランド構成は、ウィメンズが「ニコルソン アンド ニコルソン(NICHOLSON AND NICHOLSON)」「ア ピューピル(A PUPIL)」「ジョンストンズ(JOHNSTONS)」などで、メンズは「フィルメランジェ(FILMELANGE)」「インディビジュアライズド シャツ(INDIVIDUALIZED SHIRTS)」「アンデルセンアンデルセン(ANDERSEN ANDERSEN)」など。
「今までできなかったことを詰め込んだ」という「ニコアンド トウキョウ」。明日10月30日は「PART2」として、取り扱うウエアと雑貨にフォーカスする。