ベイクルーズグループが、ニューヨーク発のアパレルブランド「セーブ カーキ ユナイテッド(SAVE KHAKI UNITED)」の国内独占輸入販売権を取得した。日本の旗艦店となる1号店を3月7日、表参道にオープンする(東京都渋谷区神宮前5-25-4)。キャットストリートの渋谷寄りで、グループで手掛ける「ウィズム(WISM)」の並び。1〜2階の2フロアで、売り場面積は235平方メートル。「ジャーナルスタンダード」などを扱うJSワークスが運営する。4月上旬には代官山に2号店をオープンする予定だ。
「セーブカーキ」は2006年にデザイナーのデイヴィッド・ムーランが創業したニューヨーク発のブランド。メード・イン・USAの商品作りにこだわった、ミリタリーとワークをベースにした「大人が楽しむ上質なベーシックウエア(日常着)」で、30代中盤の男女をメインターゲットとし、シンプルでベーシックな時代に左右されることのない定番品を展開。メンズ、ウィメンズの区別がなく、小さいサイズから大きなサイズまでを展開している、まさにユニセックス、ノー・ジェンダーブランドと言える。
現在、マンハッタンに直営店3店舗(グリニッジ・ラファイエット・チェルシー)を展開。今春にはアッパーイーストに出店する予定。米国や欧州の著名セレクトショップへの卸売も行っている。ベイクルーズグループでは、これまで「ジャーナルスタンダード」などで販売し、昨秋にはポップアップストアをキャットストリートにオープンするなどして、関係を深めてきた。現在は他のセレクトショップなどでも扱われているが、今後の日本展開は直営展開に集約する方針だ。