ファッション

「ラグ & ボーン」2014-15年秋冬ニューヨーク 50年代のアメリカンヴィンテージを溶け込ませたワークウエアレイヤード

 「ラグ & ボーン(Rag & Bone)」の2014-15年秋冬コレクションは、得意のワークウエアスタイルに1950年代のアメリカンヴィンテージ感を加えた。さらに、丈感やボリュームをヒントに、スポーツテイスト漂うレイヤードスタイルを提案する。

?
 キーアイテムになるのが、クロップドジャケットやシャツ。シアリングのワークベストやビッグポケット付きサテンクレープジャケット、バッファロージャケットなどの生地に厚みがあるアウターは、すべてクロップド丈。ウエスト部分をあえて、ベルトやゴムで絞ることで、全体のボリュームを意識したフォルムを形成している。今シーズンのトレンドにあがる、ボリューム×スリムという新しいシルエットがワークウエアで表現されている。

 
 ボトムスは、サイドにラインを入れたサテンのスカートやハイウエストのショートパンツ、ハーフパンツ、フロントをレースアップしたスキニーパンツなどが揃う。膝丈に設定したアイテムはリブレギンスを合わせ、スポーティ感を引き立てる。ところどころ登場したチェーンショルダーバッグやバックパック、ロングブーツは、オレンジ感の強い赤を使いコーディネートのアクセントに利かせた。

 
 またランウェイモデルに、ミック・ジャガーの娘、ジョージア・メイ・ジャガーが登場した。ジョージア・メイは、クロップド丈のクレープボーリングシャツにゆとりのあるクロップドパンツを着用した。ランウェイで度々登場したボーリングシャツと襟付きサテンジャケットは、着用したモデルの名前が胸元と背中に 刺繍されている。

?
ラグ & ボーン 2014-15年秋冬コレクション 全ルック

 

2014-15年秋冬ニューヨークコレクション関連記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。