ファッション

「ディーゼル ブラック ゴールド」2014-15年秋冬ピッティ アイコンを凝縮したミリタリーロック

 1月9日、イタリア・フィレンツェで開催中のピッティ・イマージネ・ウオモのメインイベントの一つ、「ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)」のランウェイショーがレオポルダ駅で行なわれた。上質な素材と手の込んだテクニックを駆使した「ディーゼル」のプレミアムラインはウィメンズに続き、今シーズンからアンドレアス・メルボスタッドがメンズデザイナーを兼任。これまでのデザインチーム体制から一新されたメンズコレクションは、メタルバッジやスタッズをふんだんに使用した、ロックなムードが漂う力強い男性像だ。

 キーマテリアルはもちろんレザー。ライダースやバイカーパンツといったロックのアイコンと、オフィサージャケットやM-65といったミリタリーの象徴的なアイテムに、様々な加工を施してブランドらしいコンテンポラリーな印象に仕上げている。

 キーアイテムの一つであるラバーコーティングしたレザーのバイカーパンツは、歩くたびにまるで夜の街のネオンの輝きを反射しながらバイクで駆け抜けているような光沢を放つ。スタッズがびっしりと散りばめられたライダースにはハイゲージのタートルニットやシンプルなシャツを合わせることで、シックでモダンな印象を崩さない。ミニマルなスーツの上には、ファーをたっぷりライナーにあしらったボリュームたっぷりのモッズコートを羽織るなど、タフさを強調する味付けも盛りだくさんだ。

 カラーは黒のトーン・オーン・トーンがメインだが、時にはガンメタルやシルバーの近未来的なスタイルも。ランウェイに沿って両壁に配されたデジタルサイネージがミュージックやモデルとリンクして光る演出が、フューチャリスティックなムードを一層盛り上げた。

ディーゼル ブラック ゴールド 2014-15年秋冬ピッティ・メンズ ルック

2014-15年秋冬ピッティ 関連記事一覧

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

百貨店やサステナ、デザイナー人事など14のトピックスで記者と専門家が25年を展望 そっくりさん企画復活!

2024年最後の「WWDJAPAN」は、24年を振り返りながら、25年を展望します。「デザイナー人事」「メンズ」「国内アパレル」「スポーツ・アウトドア」「百貨店」「国内セレクトショップ」「サステナビリティ」「バーチャルファッション」「素材」「ジュエリー」「海外ファッション業界のM&A」「ヘアサロン業界」「ビューティプレステージ」「百貨店(化粧品)」という14のトピックスで、「WWDJAPAN」記者…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。