20代後半から30代女性を中心に支持を集めている「ニアー ニッポン(near.nippon」」の2014-15年秋冬シーズンは、圧縮ニットに箔プリントを施したジャケットや、ケーブル柄のジャカードでコートを制作した。また、クロコ模様をジャカードで作り込むなど、力強い表現が特徴になっている。テーマは"ポートレイト"。自身の写真に込めた内面の強さや突き詰めた感覚をアイテム化した。ショート丈のトップスやミッドカーフ丈のスカート、コクーンシルエットのアウターなど、フェミニンなボリューム感で構成するコレクション。深山拓也、上島朋子デザイナーが考える女性像は「女性の内面を引き立てる服」という。キャリア層を意識したパイルフリース素材のコクーンコートや、ライダースジャケットにベージュのコートを重ねたような変形トレンチコートは、通勤にも対応できるシックな雰囲気。