「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」の2014-15年秋冬コレクションのイメージは、「コンクリートジャングルに迷い込んだ白雪姫」。ディズニーとのコラボレーションで、「白雪姫」のキャラクターをさまざまなアイテムに落とし込んでいる。キーカラーは、白雪姫のドレスを彷彿とさせる赤、黄、青、そして白と黒。そんなヴィヴィッドな色のミックスでグラフィカルに描く白雪姫や毒リンゴ、ハートやリンゴ、ドットなどのパターンは、まるでポップアートのよう。アイコニックなAラインのミニドレスやスカートはもちろん、ニットのアンサンブルやTシャツなどにのせて提案している。一方、薄暗い森をイメージさせるグラフィックや、フクロウやオオカミのモチーフなどダークな世界観を投影したアイテムもある。また、コーディネートに、ロング丈のブルゾンやムートンのライダース、キャップ、ラバーソールのレースアップシューズなどのメンズライクなアイテムを差し込み、カジュアルに仕上げているのが新鮮だ。
バッグとシューズは、昔話の冒頭に用いられる「ONCE UPON A TIME...」というフレーズをのせたクラッチやソールの裏に潜ませたパンプス、大きなリボンのついたクラッチ、リンゴ型のポシェット、白雪姫などのグラフィックを大胆に施したトートバッグやヒールシューズなど、アイキャッチなアイテムが揃う。