本日、神戸・ワールド記念ホールで開催していた「神戸コレクション 2014 SPRING/SUMMER」が幕を閉じた。今回も国内外の数々のブランドが参加し、旬のアイテムを発表した。最後のインポート&デザイナーズブランドのステージでは、LA発ブランド「ゲス(GUESS)」や「アナ スイ」のカジュアルライン「ドーリーガール バイ アナ スイ(DOLLY GIRL BY ANNA SUI)」、「ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)」のイタリアブランドが神コレで初のショーを披露した。
「ゲス」は、メロディ洋子が着た白い総レースのウエスタンシャツドレスやアフタースクールのナナが着た小花柄シフォンのマキシドレスなど、軽やかでフェミニニティ溢れるラインアップ。「ドーリーガール バイ アナ スイ」は、加藤夏希がスパンコールを散りばめたブラックドレスを披露し、大人の女性らしいエレガントさを見せた。また、2回目の参加になる「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、オードリー亜谷香のレモンモチーフ柄のドレスやエミ・レナータのレモンイエローのニットなど、爽やかなムード一色のショーになった。
ファッションショーのラストを飾ったのは「ディーゼル ブラック ゴールド」。前半は、シフォンやデニム、メッシュなどの白を基調にしたアイテムが並びながらも、スタッズやメタル、レーザーカットのふんだんな装飾が特徴だ。松島花のペプラム付きのレザーVネックドレスは、スタッズやメタルのシルバーがクールに光っていたり、石田ニコルのナイロンベストはポケット部分をメッシュで施していたり、随所のディテールに注目を集めた。後半は、オールブラックに一変。カロリナのレザー半袖ドレスは、バイカージャケットのように前身頃に斜めにファスナーが入っている。ラストを飾った蛯原友里は、たっぷりのメタルをつけたシフォンドレスを着用。クールな印象のドレスもスカートが揺れるたびにフェミニンに変わる。
今回の神戸コレクションのフィナーレは、俳優としても活躍するミュージシャンのミッチーこと及川光博が飾った。観客席から歓声が上がると、C-C-Bのヒット曲「Romanticが止まらない」のカバーを披露し、最後まで会場をヒートアップさせた。
今回の来場者数は、1万3193人を記録。また、隣接会場で同時開催した地元のフードやビューティ、カルチャーを集めた入場無料のイベント「神戸コレクションマーケット」は、1万4256人以上を集めた。
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