「visvim(ビズビム)」のシーズンコンセプトと連動したウィメンズの新ブランド。「ビズビム」と同じく、中村ヒロキがデザインを手掛ける。約40型のアイテムを揃え、13-14年秋冬シーズンから販売をスタートする。デザイナー自ら素材開発に関わり、天然素材の色落ち感や不均一な表面感といった"自然の風合い"を提案している。ウールとリネンを混紡したジャケット(9万円台後半)や藍染コットンとオリジナルの8オンスデニムを取り入れたトップスなど、メンズと同様、独自のこだわりを前面に出している。混紡素材は、表面をあえてフラットにしないようにしたもの。また、星形に抜染加工を施したTシャツは、色が褪せていくさまを微妙に表現。ウィメンズでは珍しい、エイジングを楽しむウエアは、マーケットで話題を集めそうだ。一部では98万円と高額だが、コヨーテとラビットファーを採用したラグジュアリーなコートもある。雑貨は、グッドイヤー製法を採用したロングブーツ、伊製キャンバス素材のトートバッグ、帽子などを用意。16世紀のトレードビーズ(ヴェネチアンビーズ)をランダムに配置したネックレスも販売する。