「ミナ ペルホネン」は6月7日まで、ブランド20周年を記念した展覧会「ミナカケル」を表参道スパイラルガーデンで開催中だ。
会場では、年代をミックスしてコーディネートした、アーカイブのアイテムを展示。らせん階段で囲まれた奥の広場では、ブランドのテキスタイルを使った家具や洋服などを迫力のある巨大モビールにして吊るしている。広場中央に置いたタンバリンモチーフの椅子に寝転んで天井を見上げると、作品に囲まれたような感覚を体験することができる。
壁にはデザイナー皆川明のデッサン画や若いころの写真、アーカイブのテキスタイルなどをコラージュし、自作の詩なども展示。アトリエとテキスタイルを作る工場、白金のショップで働く人々の3つの映像を同時に投影し、コレクションが完成してからショップに並ぶまでの様子も紹介している。
さらにボードに空けられた穴を覗くと、イメージムービーを観ることができる体験型のコーナーなども設置。ブランドの20周年を振り返るとともに、皆川自身のこれからについても語られた、盛りだくさんの内容となっている。
エントランスでは、ブランド定番の"パニーニバッグ"を好みの柄でオーダーできる期間限定のショップをオープン。同展だけのオリジナルワンピースなども販売している。