「ブロンディ」を手掛けるイーダムは呉服専門店の三松と協業し、2013-14年秋冬からセカンドライン「ブロンディ リリッシュ」をデビューする。ファーストライン「ブロンディ」のガーリーテイストにマニッシュを加え、20代に向けた妹ブランドとしてスタートする。「ブロンディ」よりも2マーク下の手頃な価格設定で、色柄豊富なパンツやスカート、ブラウス、コートなどが揃う。イーダムは企画・生産を、三松は店舗運営を行ない、それぞれのノウハウを生かす。森靖澄ベンジャミン・イーダム代表取締役は、「『ブロンディ』に手が届かないという若い顧客が多く、低価格の新ブランドをスタートした。ブランドコンセプトをきちんと伝えながら、安くてもハイクオリティの商品を提供したい」と話す。また齋藤徹・三松社長は、「アパレルブランド運営は初めてではないが、新しい取り組みをしたいと思っていた。お互いの強みを生かしながら、少しずつ育てていきたい」とコメント。
9月5日に阪急うめだ本店3階、同月12日渋谷パルコパート1・2階、10月に札幌ステラプレイス3階に出店する予定だ。「初年度売上高は20億〜30億円を目指し、来春には3〜4店舗増やしたい」と齋藤社長。新ショップではオープンを記念し、1万5000円以上の購入でオリジナルフラワーデュフューザーをプレゼントする。
なお、「ブロンディ リリッシュ」は、本日9月1日の神戸コレクションと、同月14日の東京ランウェイに参加。