ファッション

ツィギー着用アイテムも販売 ECサイトのファーフェッチが英ブランド「ビバ」のアーカイブコレクションを発表

 海外eコマースサイトのファーフェッチ(Farfetch)は9月10日、60〜70年代の「スウィンギン・ロンドン」を代表するブランド、「ビバ(BIBA)」の創立50周年を記念したアーカイブコレクションの販売をスタートした。1973年の英「ヴォーグ」の撮影でツィギーが着用したレオパード柄のロングコートをはじめ、100点あまりのアイテムを取り揃える。価格帯は5670円〜24万9480円まで。

 ファーフェッチは世界のセレクトショップ300店舗以上とパートナーシップを結び、2000以上のブランドの累計12万点を扱うeコマースサイト。新進気鋭のデザイナーをサポートするセレクトショップとの提携を重視し、他サイトと異なる品揃えが特徴だ。現在ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ポルトガル、ブラジルに拠点を持ち、8月には日本語版のウェブサイトを開設。10月に東京オフィスも立ち上げ日本での事業を強化していく。

「ビバ」は大胆なプリント柄とミニスカートで当時評判になったブランドで、特に30代前後の女性へのミニスカートブームを牽引した。ファッションイラストレーター出身のバーバラ・フラニッキが1964年にロンドンのケンジントンにオープンしたショップは、当時のランドマーク的な存在だった。今回のアーカイブコレクションは、提携するLAのセレクトショップであるディケーズ(Decades)がロンドン拠点のヴィンテージコレクターの女性から入手したもの。アールヌーヴォー調のプリントブラウス(5万1030円)、コントラストに白ボタンやバックルをあしらった赤ドレス(9万6390円)、総スパンコールのストライプジャケット(9万6390円)などが並ぶ。

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