全国の繊維産地の企業が一堂に集結する国内唯一の繊維総合見本市「JFWジャパンクリエイション」(JFW-JC)が11月5日と6日、有楽町の東京国際フォーラムで開催される。出展社数は269社。主催の一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)は、9月、ヨーロッパ2大素材展示会の1つである「ミラノ・ウニカ」(MU)に、ヨーロッパ以外で初めて「The Japan Observatory」という名称で29社が出展し、大きな話題となった。
「JFW-JC」では、「MU」でも好評だったトレンド&インデックス・コーナーを設けるほか、大半が東京で生産されているピッグスキン素材の展示、また毛織物企業ニッケの協力のもと、ウールをテーマに学生が制作した作品を展示発表する産学コラボレーション企画などを実施する。そして、付加価値の高い素材を作り出すテキスタイルメーカーのビジネスマッチングの場である「プレミアム テキスタイル ジャパン」(PTJ)を今回も併催。8回目を迎える今回の出展社数は68社で、過去最高となった。来場者数は計2万人以上を見込んでいる。
川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は、「併催効果で、出展社、来場者の満足度が高まっている」と話している。
会期:2014年11月5日〜6日 10:00〜18:00
会場:東京国際フォーラム 展示ホール1(3000�u)
主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構