CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)は5月8日、大阪駅直結のファッションビル「ルクア1100(イーレ)」内9階に西日本初の梅田 蔦屋書店をオープンする。全国4店舗目となる同店の設計は、代官山と湘南のT-SITEを手掛けたクライン・ダイサム・アーキテクツが担当。1層全てを使った約4000平方メートルの広大な店内に、書籍や雑貨約20万点をそろえる。
CCCが「お店ではなく家のような居心地を重視し、インテリアを選んだ」という店内には、ラウンジやカフェを含む約500の席を用意。自由に店内の書籍を閲覧できる。パソコン販売スペースや旅行代理店、ヘッドスパを受けられる「シーユー バイ ウカ」なども併設し、トータルでライフスタイル提案ができる店作りを目指す。
亀井亮吾・店長は、「書籍の流通基準とは異なる独自のゾーニングが特徴。店内中央には知性を養うための "ラグジュアリーライフ・ゾーン"として、古書や人文系の書籍を配置した。それを取り巻くようにマガジンストリートやパソコン製品の販売も行うコミュニケーション・ゾーン、カフェ・バーを含むワークスタイル・ゾーンなどがある。仕事帰りに気軽に立ち寄って仕事をしたり、お酒を飲みながらアイデアを探す場としても活用してほしい」と話す。
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