ビクトリノックス・ジャパンは創業130周年を記念した展覧会「ビクトリノックスの130年—スイスの機能美」を、10月4日から13日までグランフロント大阪うめきた広場うめきたSHIPホールで開催する。
2014年は日本・スイス国交樹立150周年で、同展覧会は150周年記念事業のひとつとして認定されている。同展覧会ではスイスと日本の歴史を照らし合わせながら、年代順にマルチツール(携帯工具)の変遷を追い、スイスプロダクトの機能美を紹介する。スイスから取り寄せられた約300点のコレクションには、14-15年秋冬から同社のアーティスティック・ディレクターを務めるクリストファー・レイバーンによる、スイス軍の馬蹄用に使われていた釘を溶かして作ったモデル、宇宙ステーション「ミール」で使用されたモデル、マンモスの牙を素材としたモデルなどが揃う。
同展示会内の「ビクトリノックス・クリエイティブ・ラボ」では、ビクトリノックス本社のあるスイス・シュヴィーツ州の森の木を素材にして、マルチツールの構造を5倍のスケールで再現した「ビッグ・ウッド・スパルタン」を展示し、積み木感覚で組み立てることができる。自分で組み立てたマルチツールを抱えて、スイスの風景写真を背景に記念撮影が可能。また、マルチツールのデザインやアイデアを寄せるコーナーもあり、寄せられたアイデアの中から、ビクトリノックス本社が最優秀賞を選び「ソルジャーナイフ1891レプリカ」1点(6万円)をプレゼントする。
そのほか、歌舞伎役者の坂東彌十郎による写真展「スイスの自然美」も同時開催する。坂東彌十郎がスイスを旅して撮影した1万枚以上の写真の中から選んだ、スイスの風景を楽しめる作品を展示する。
■ビクトリノックスの130 年—スイスの機能美
会期:2014 年10 月4 日(土)〜13 日(月)
時間:10:00 〜20:00
会場:大阪府大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪 うめきた広場 「2F うめきたSHIP ホール」
入場料:無料