今年は日本とイタリアが修好通商条約を締結し150周年だ。周年を記念し、さまざまなイベントなどが予定されている。世界最大級デザインの祭典である第55回ミラノサローネ国際家具見本市(MILAN SALONE以下、ミラノサローネ)は4月12〜17日まで開催。ミラノサローネの層出展者数は2310社。平日160カ国から30万人以上の業界関係者を、土日の一般開放日には3万人以上の来場を見込んでいる。今年は、隔年開催のエウロクチーナ(EURO CUCINAキッチン関連見本市)とサローネ国際バスルーム見本市が開催。また、ラグジュアリー・ブランドを集めた新部門「エックスラックス(XLUX)」が登場し、「フェンディ(FENDI)」「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」「ヴェルサーチ(VERSACE)」などが出展する。
また、20年振りに第21回ミラノ・トリエンナーレ国際博覧会(MILAN TRIENNALE以下、トリエンナーレ)が4月2日に幕を開ける。テーマは「21世紀デザイン・アフター・デザイン」。ジオ・ポンティやエットレ・ソットサスなどインテリア・デザインにおける歴代の巨匠らの作品や、さまざまな建築家によってデザインされた部屋などを展示する。会期は9月12日まで。