スイス高級時計メーカーのブレゲ(BREGUET)による、ルーヴル美術館の18世紀工芸品展示室の修復が完成した。同社は2009年、大ルーヴル宮内、18世紀工芸品展示室の「ルイ14世翼」にあるルイ14世の間からルイ16世の間の修復プロジェクトをスタート。約10年間公開されていなかった2500�u相当のエリアを改修した。ブレゲとルーヴル美術館との関係は長く、1802年に第2回産業博覧会が同美術館で開催されて以来、同社の時計の発表の場となっていた。また、ルーヴル美術館の18世紀の美術品コレクションにはブレゲの時計も含まれている。09年には「ルーヴルにおけるブレゲ。ヨーロッパ時計製造の頂点」という展示会も催された。